生誕130年 バーナード・リーチと小鹿田焼展
(日田市観光協会様の画像・情報です。)
世界的な陶芸家、「バーナード・リーチ」の
生誕130年を記念して、「生誕130年記念 バーナード・リーチと小鹿田焼展」
が日田市豆田町にある「天領日田資料館」で開催されます。
また、小鹿田焼の里にある「小鹿田焼陶芸館」で展示されている
作品は「豆田まちづくり歴史交流館」で展示されるそうです。
【生誕130年 バーナード・リーチと小鹿田焼展】
期間:H29年9月26日(火)~10月18日(水)
会場:天領日田資料館(日田市豆田町11-7)
時間:9:00~17:00
料金:310円
休み:開催期間中はなし
内容:バーナード・リーチの作品展示 (陶器作品・絵画作品等80点程度)
主催:日田市・日田市教育委員会・小鹿田焼民藝協会
共催:(一社)日田市観光協会
企画監修:公益財団法人 日本民藝館
協力:日本民藝協会
■その他の関連イベント
【オープニングセレモニー】
開催日:H29年9月26日(火)
会場:天領日田資料館
時間:12:30~
内容:主催者挨拶・来賓挨拶・日本民藝館コメント・テープカット
【フォーラム】
開催日:H29年9月26日(火)
会場:パトリア日田大ホール
入場料:無料
・基調講演(18:00~19:00)
講師:土井善晴氏(料理研究家)
演題:「一汁一菜でよいという提案)
・パネルディスカション(19:15~20:45)
■パネリスト
・濱田琢司氏(南山大学人文学部日本文化学科教授 陶芸家 濱田庄司の孫)
・石井頼子氏(棟方志功研究・学芸員。版画家 棟方志功の孫)
・鷺 珠江氏(河井寛治郎記念館学芸員 陶芸家 河井寛治郎の孫)
■コーディネーター:杉山享司氏(日本民藝館学芸部長)
■ゲストコメンテーター:土井善晴氏
テーマ:「あたりませの大切さ」
バーナード・リーチ(1887-1979年)20世紀英国を代表する工芸家。
香港で生まれ、3歳までの期間を日本で過ごしたリーチは、10歳で母国の英国に戻ると美術学校で絵画を学びながら、
小泉八雲やホイッスラーなどの影響を受けて日本への関心を抱き、多感な成長期を過ごしました。
念願の再来日は22歳(1909年)の時。幸運にも、雑誌『白樺』の同人を始めとする、当時の芸術家や文化人の知遇を得ます。
なかでも白樺派の中心メンバーであった柳宗悦(やなぎむねよし)(1889-1961/日本民藝館創設者)との出会いは
その後のリーチの創作活動や思索に大きな影響をもたらしました。
柳も、リーチが唱える美の問題、実制作の課題から大きな示唆を得ます。
その後、リーチは柳たちが提唱する民藝運動にも深く関わることとなり、2人は生涯の友として互いを尊敬し合い、友情を育んでいきました。
やがて陶芸の路を志したリーチは1911年、六代尾形乾山から作陶を学び、1920年には濱田庄司(1894-1978)を伴って帰英。
セント・アイヴスに自身の窯を築き、創作を開始します。
リーチは英国人である自分と東アジア、とりわけ日本とのつながりのなかで、自作の理念を「東と西との結婚」と定めます。
その理念を実践するかのように、リーチは幼少期を合わせると15回にも及ぶ日英の往来のなかで英国内はもちろん、
日本各地の窯場でも盛んに創作を行いその土地の材料や手法を活かした作品の制作に取り組みました。
「美の求道者」とも言えるリーチの姿は、現場の制作者たち、民藝運動の担い手たちに大きな影響を与えました。
是非足を運んでみてはいかがですか(^^)
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